映画「カサブランカ」 感想

今日は映画「カサブランカ」を見た感想です。

そもそも「カサブランカ」という有名な映画があることは知っていたのですが、見たことはなく、「カサブランカ」に初めて接したのは(お察しの方もいらっしゃるかもしれませんが)、スカイステージで放送されていた大空祐飛様主演の宝塚版です。このミュージカルを見て素敵な作品だなあと思ったのが最初です。

たまたまWOWOWで放送されており、興味が湧いて見てみました。いつもどおりちょっとネタバレしながら感想を書いて見たいと思います。ちなみに、特に政治的意見をするつもりはありません。

映画「カサブランカ」

戦時中に作られた映画で、ドイツびいきの政権のフランス領モロッコのカサブランカを舞台にした、リックと昔の恋人のイルザとその夫のラズロの三角関係物語です。多分。

感想

やはり、私はもともと宝塚版を見て、この映画を見ているので、この役が大空祐飛様で、この役が蘭寿とむ様で、この役が北翔海莉様で、とか思いながら見ていたのですが、だんだんと映画の世界に引き込まれていました。白黒の映画なのにうっかりカラーに見えてきました。

まずは、リックの行動がすごいイケメンです。困ってる奥様のためにこっそり旦那様をカジノで勝たせてあげたり、根の優しさが素敵と思って見ていました。でも、もし私が宝塚版を見ていなかったら、このシーンは何のことか分からなかっただろうなとも思いました。時代背景もあってすごく複雑な感じなのですが、本当に宝塚版を見ていたからこそ、この映画を理解できた気がします。

そして、リックの話し方というか受け答えがいちいちおしゃれです。

さらに流れる音楽とその使い方がとても素敵です。イルザが頼んで思い出の曲をピアノで弾いてもらっているときにリックと再会するシーンはロマンティックだしおしゃれ。

それに、ドイツの将校がドイツの愛国歌「ラインの守り」を歌い盛り上がるのに対し、ラズロがフランスの国歌「ラ・マルセイエーズ」で対抗し店中が大合唱するシーンが印象的です。このシーンまではラズロが重要人物扱いされていることは分かりますが、正直そんなに?って感じに見えるのですが、このシーンによってラズロが民衆の心を集める力があることを目に見えて証明していて、説得力があります。そして、ライン川をはさんで、ドイツ側から見た「ラインの守り」とフランス側から見た「ラ・マルセイエーズ(元のタイトルは「ライン軍のための軍歌」)」を対比させ、しかも2つの曲のメロディーを驚くほど素晴らしく交錯させています。このシーンは本当にすごいの一言です。

しかし、どうしても気になるのが、この映画に出てくるフランスの方々はドイツの占領なんて我慢ならないから脱出するっていう感情を常々お持ちなんですが(まあ、当然ですよね)、そうおっしゃる方々がいらっしゃるのはフランス領モロッコなんですよ。モロッコの気持ちは?それはOKなの?っていうツッコミをどうしてもしたくなります。

さらにラストシーン。リックがなぜ身を引くのか。ラズロがアメリカに渡った方が活動ができてよいでしょう。イルザがモロッコに残ってもラズロに協力していた限り危険だからアメリカに行った方がいいことも分かります。でもリックが残る理由がわからない。イルザの気持ちは?イルザはそれで幸せなのかな。私がお子様なのでしょうか。

いつか私にも分かる日がくるのかなっていうラストでした。

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