マイリトルボックスって、毎年クリスマス時期になると イヴ・サンローランと組みがちなんですよね。
今回も中身にアイシャドウパレットが入るってことで、
「え、今年入ってるの“おととしのパレット”じゃない?」
「わざわざ3年前のを入れるってどういうこと?」
「売れ残り感?それとも普通に名品?」
…こういう疑問、絶対みんなよぎると思う。
というわけで、
実物を持っている身として“これは今買う意味あるのか”を、忖度なしでレビューしていきます。
今回入るのはこれ:
YSL クチュールミニクラッチ 910 トロカデロナイト

4色入りの限定パレット。
写真を見た人は「派手そう?」と思うかもしれないけど、
実物はめちゃくちゃ使いやすい大人ラメパレットなんです。
■ まず結論:これは“売れ残り”ではなく“神パレットの再配布”です
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捨て色ゼロ
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全色ラメが細かくて上品
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似合う肌タイプの幅が広すぎる
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1万円超えがマイリトルボックスで4,000円弱で買える(
普通にバグ)
特に3年前のパレットって
「古い=微妙」という先入観を持ちがちだけど、
これに関しては
“今のトレンドにむしろ合ってる”のがポイント。
青ラメ・ゴールドラメ・シルバーラメ…
ここ数年の“透ける光だけほしい”メイクに完全一致してる。
■ 各色レビュー(ブルベ?イエベ?関係なく合う理由)
左上:シルバー(細パール)
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意外すぎるほど使いやすい
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ラメが微粒子で“白光りしない”
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ハイライト位置にだけ入れると透明感バク上がり
右上:ゴールド(発色◎細パール)
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これ1色でメイク完結できるレベル
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黄み強すぎないのでイエベ以外でもいける
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“粒ではなく面で光る”上品な質感
左下:黒×青・ピンク偏光ラメ
これが天才。
「青ラメ=似合わない問題」を感じる人こそ試してほしい。
青ラメ入ってるのに“青光りしない”。
イエベ勢でも浮かないように設計されてる“優しい青ラメ”。
締め色なのに透明感まで足してくれる。
右下:サーモンピーチ(薄づきベース)
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色はほぼ出ないけど、まぶたのくすみを飛ばす名脇役
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ベースに塗ると“人間の肌が元から綺麗”みたいに見える
■ 捨て色が本当にゼロだった(共感してほしい)
みんなYouTuberが「捨て色ないです!」って言うと
「はいはい営業トークね」ってなると思う。
わかる。わかりすぎる。
でもこのパレットに関しては
本当に全部使える。しかも用途が全部違う。
■ メイクレシピ(2パターン)+完成イメージ写真

LOOK 1:ゴールドで作る“上品デートまぶた”
使用カラー:右下 → 右上 → 左下 →(仕上げに右上)
① ベース(右下 ピーチ)
まぶたのくすみを飛ばす薄づき血色。ふわっと1度塗り。
② ゴールド(右上)
黒目上〜目尻に斜め。
“面で光る”大人ラメで陰影が自然。
③ 締め(左下 黒×青ラメ)
目のキワに細く。外側だけ少しぼかすと極上に上品。
青ラメの“気配だけ”が透明感を作る。
④ 仕上げ
黒目の上下に右上ゴールドを点置きして立体感。
LOOK 2:シルバーの“透明感アイ”
① シルバー(左上)
黒目中央が一番濃く→外に薄く。
光がきれいに走る。
② 下まぶたは黒目の下だけ
やりすぎると昭和感が出るのでここだけ。
③ 黒(左下)を目のきわにほんの少量
④ アイラインは細く短く
クールで都会的なのに派手じゃない“白銀の目元”完成。
■ マイリトルボックスで入るなら“買い”の理由
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定価約11,000円が4,000円弱で手に入る
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ラメ飛びゼロ
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今のトレンドにも合う
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サンローラン初めての人にちょうどいい
正直、今年のマイリトルボックスは
このパレット“入ってるだけで当たり”レベル。
■ Amazonでも買えます
「マイリトルボックスは買わないけどパレットだけ欲しい!」
■ まとめ:3年前のじゃない。“今ちょうど良い名品”です
3年前だから微妙、は完全に誤解。
むしろ“全員が使える優秀パレット”。
マイリトルボックスに入るなら激アツ。
悩んでる人は普通に買っていいやつです。
ちなみに、
“人から見たほうが圧倒的に可愛い目元”って意味では
ジルスチュアートのジェリーアイカラーが無双でした。
私も「あれ?目元きれいじゃない?」って周りに聞かれて、
気づけば同期が全員その色になったレベル。

